今週の感想

ここはチラシの裏、もしくは壁だ

「電送人間」見た

前提条件:今回は2回目の視聴なのとシリーズの中で「ガス人間第一号」は見たことないです

「美女と液体人間」とか「宇宙大怪獣ドゴラ」みたいな東宝特撮SF捜査ドラマ好き、事件ものって言うのかな

江戸川乱歩の長編とか最近だと「GET OUT」みたいな荒唐無稽な要素が絡んだ事件が大好き最高無限に見たい

ストーリーは電送人間である須藤兵長が電送機を使って各地にテレポートして14年前のお礼参りをして回るって話なんだけど電送機には親機と子機があって現地にデカい子機を輸送しないといけないのが良い、こういう変なところでリアリティ出そうとしてるのが良い

あとは最初の事件現場に落ちていたクライオトロンとそれを機能させる為の冷却装置から犯人のアジトを突き止めたりする件とか物体電送装置についての実しやかな解説とかも楽しい気持ちになる

そのくせ警察はみんな一緒に行動するから須藤兵長は動きたい放題で復讐全完了するところとかは時代を感じる大らかさ

あとはいつもの東宝SEだったり電送人間の光学合成は安心感がある

ただまあこの映画は最初見たときに急に終わる微妙な映画って感じだったんだけど改めて見たらやっぱり急に終わる映画だったわ

あと10分、いや3分でもいいから締めの語りが欲しかった

それだけで相当いい映画になれた

マジで急に終わるから、色々あって追い詰められた須藤兵長は電送機で逃げようとするんだけど親機がぶっ壊れて苦悶の表情浮かべて火山が噴火して終わる

マジで

一見の価値は……

マタンゴ」見ましょう!文句無しの名作!