「ウルトラマンZ 第1話」案外本格派特撮ドラマだった
端的に言うと面白かったよ。
田口清隆の安心感
「ウルトラマンX」「ウルトラマンオーブ」でメイン監督を務めていた田口清隆が久しぶりにガッツリ関わるってだけで嬉しい。
ストーリー面に関しては今後どうなるか分からんけど特撮と演出に関しては問題無しでしょう。
とはいえ田口清隆自身と「怪獣倶楽部」の吹原幸太がシリーズ構成を担当している点でも、まあなんとかなるっしょって気はする。希望的観測。
今作の変身バンク
販促面において前作「ウルトラマンタイガ」で一番のネックだった"変身プロセスが分かりづらい"問題。
今作では主人公であるハルキに対してウルトラマンZ本人が口頭で説明しながらの初変身という形にする事で解決させている。
間違えやすそうな部分をハルキに間違えさせてZに訂正させるというギャグ描写で注意喚起してるのも良い。
また、私たちのような大人になってもウルトラマン見続けてるどうかしてる人達に対しても
"1話限りかもしれないけど変身シーンに入ってもドラマがブチ切られずに継続している"
という前作までではほぼなかった取り組みをしていてかなりの改善が見受けられる。好印象。
ヘビクラ隊長……?
第1話のラストでウルトラメダルを回収してジャラジャラさせていた謎の手。
素直に読み取るなら直前のシーンで突然トイレに行くと言って部屋を出て行ったヘビクラ隊長が怪しい。
隊長役を務める青柳尊哉が「オーブ」でジャグラスジャグラーというライバルキャラを務めていたのも大いに関係している。
放送前はお遊びで付けた名前だと思ってたけど初回からいきなり怪しい描写してくるからその気になってくる。
まあ名前も含めてあからさまに怪しく見せてるからミスリードっぽい気もする。
どちらにせよ来週以降も楽しみです。
序盤に楽しい言ってるのはルーブもタイガも同じなので大事なのはこれから。