「ウルトラマンタイガ 7〜13話」まとめとこれから
タイガも早いものでもう折り返してる
というわけで1クール目後半も振り返ってみよう
7話「魔の山へ！！」
売れない自称霊能者の罰当たり系ネットアイドルとかいうTRICKみたいなキャラ付けの女の子のボディガードとして山奥の村に行って不思議な事件に巻き込まれる話
この話は結構面白かった
ゲストも話の雰囲気に合ってて悪くなかったし村人は全員封印の為の生贄にされた人達で配信の映像には映ってないってのも良かった
山に封印されてた赤目様が復活してどうなる次回！
8話「悪魔を討て！」
7話とは打って変わって舞台は街中へ
中世の日本だと赤目様と呼ばれていた怪獣は宇宙規模だとナイトファングって名前が付いてて周知されてるのはありそうでなさそうな割といい設定
お話に関しては前回の怪奇要素は村人達と一緒に成仏したのかナイトファングの特殊能力をどうにか打開するという内容でノリがかなり違う
EGISは所謂防衛隊の代わりを務めてるので今回も警備会社の範疇外なレベルで活躍してた
怪獣の出す催眠音波を打ち消す音波を作ってそれを周辺施設に配ってスピーカーから再生してもらってと本当に警備会社か？
あとなんかよく分からんがゲストのアイドルは本当に霊能者というか巫女で地球の力をタイガに授けてタイガがフォトンアースにパワーアップしたぞ！
この辺はニュージェネ特有の雰囲気と勢いで押していく感じ
9話「それぞれの今」
5話並みに微妙な話
ホマレ先輩と幼馴染のちょっと時間が経ち過ぎた切ない恋の話がしたいのかホマレ先輩の過去をさらに掘り下げていきたいのかホマレ先輩が意を決して仲間に自分のことを打ち明ける話がしたいのかよくわからん全部乗せて全部中途半端になった全く練られてない話
今回のゲストの女の子も当然の如くよく分からんけどなんか特殊能力持ってる
ホマレ先輩も視聴者もびっくり！
10話「夕映えの戦士」
面白かったよ
ペロリンガ星人といいレジェンドじゃないレジェンド宇宙人がゲストで登場するのは嫌いじゃない
夕焼けが綺麗でビジュアルも100点
短い本編の中でヒロユキとおじさんのドラマも描けてる
今のところタイガで一番面白い
11話「星の魔法が消えた午後」
5話や9話に続くくらいには微妙な前後編
この頃は最高に面白い話と最低につまらん話が交互に来るから頭がどうにかなりそうになってた
1クール目の締めとなるエピソードなので総決算として今回のゲストはなんと女の子！魔法使い！やっぱり超能力を持ってるぜ！
ここまでの振り返りで10話のおじさん以外ゲストが全員女の子で超能力持ってるのって逆に凄い
参考までに5話だと怪獣召喚士の女の子がゲストだよ
この密度よ
ちなみに良かった点としてはパゴスとギマイラが再登場したのは凄くいい
12話「それでも宇宙は夢を見る」
宇宙には不思議な力が数多くあってその中には地球で魔法と言われてる力があるって設定はいいこれは割と好き
ただ魔法は夢見る力ってのは聞こえの良い言葉でフワフワさせ過ぎでは？ この辺突っ込むと重箱の隅を突く無粋な奴みたいに思われそうで嫌だけど相当わけわからん設定だからね 夢見る力、言葉や数値で言い表せない力を魔法ってするのはいいけど余りにも範囲が広過ぎるっていうか要するに諦めずに頑張る気持ちが魔法って言ってるんだけどそれと超能力ってのはまた別のカテゴリーでは？って思うしそういう言葉を魔法って言い換えちゃうセンスがどうしようもない 劇中でも魔法とやらが失われると何故か超能力が使えなくなったりウルトラマンに変身できなくなったりするけどゲストの謎メンタルパワーで全部どうにかさせちゃうから、怪獣が夢見る力を吸収して地球人を無気力にするって敵の作戦も含めてそれまでの設定全部ぶっ壊れるしただ上辺だけの言葉を都合良く使ってるだけなんだなとしか思えない やる気だけで全部解決させるならそれいらないじゃん 宇宙人もただ間抜けなだけじゃん 設定に対して作り込みも解釈も浅い 話にならんです 13話「イージス超会議」 総集編とコント はしゃいでるタイガが可愛らしい この回はまじめに話すことが少ない タロウの話するの遅過ぎない？ってくらい タイガは設定の共有が全然できてない印象ある 基本的に宇宙人は現実での移民と同様の描かれ方してて近代的だなあと感心するんだけど定期的に侵略目的のテンプレ宇宙人が出てくるから世界観にそぐわなくてかなり微妙な気持ちになる 9話なんて令和にもなって地球人:宇宙人の二元論唱えたりしてるからなビビるぜ 設定に対して話作る人たちの能力が足りてないか何も考えずに手癖で書いてるか家族が人質に取られて泣きながら書いてるかのどっちかだとは思うんだけど できれば真面目に書いてるとは思いたくない嫌過ぎる あとはトレギアが漠然と何者なのかって話も一切しないでよく分からんけどタイガ達に粘着してる奴ってだけなのがレギュラー敵としての魅力に欠ける こういうとこだけ妙に台詞で説明せずに描写だけでやろうとするから余計にわけわからんくなる 絶対2クール目でやるからいいっちゃいいけど今のところ良いキャラ造形とは思えない タイガに限らずニュージェネはよく分からんけど雰囲気と勢いでなんとかする事が多いのが気になるし悪癖だと思ってる とはいえタイガは曲がりなりにも単発回メインなので連続要素関係なしにそれだけ見ても面白いエピソードも結構あるのでそこはかなり良い つまらない回があるのもエピソードの総数が増えてるからしょうがない部分もあるしその辺も込みでコンテンツを楽しんでるから恐らく文章から感じるであろう印象ほど悪く思ってない 本当にダメだと思ったら記事書かないで打ち切ってる という訳で2クール目も面白い話が多いといいなと思いながら期待しすぎない程度に期待してます 1クール目同様4話に1本くらい当たりだと嬉しいね